D I S K - R E V I E W
サントラをなめるべからず。探ればオリジナルアルバムよりもマストな物があるのです。
Original Soundtrack
Jaket View
Title / Artist
Coments
SOUND
女性上位時代
l'amore dice "ciao"

O.S.T
イタリアのお洒落でエロティックなモダンムービー、女性上位時代のサントラです。これまた邦題が上手すぎ!これ原題のまま訳すと「女性上位」だけなんだけど、あえて時代をつけちゃうところがナイス。これもアルマンド・トロヴァヨーリにより上質なサントラです。トロヴァヨーリ節炸裂のハミングチックなムードぽい「曲」が極めつけなんですよね。これはある意味環境音楽。空気に溶け込んで妙に気持ちいいです。仕事していても邪魔にならないBGM。基本的にノンボーカルと思ってください。最後にテーマ曲の「女性上位時代」をアンディー・シルヴァーが歌っています。これはアンディなのに女が歌っているのか??アンディーって女性の名前なんだね(笑)聞いて初めて分かりますね。ムーディーな音を聞きたいときはコレもありです。 sorry
チャーリーと
チョコレート工場


O.S.T
ダニー・エルフマン
これ映画も傑作なんだけどチャーリーとチョコレート工場のサントラです!映画本編もキュート&ファニーでめっちゃ面白い。ですが、なにが良いって映画を盛り上げる「音楽」がかなり良かったです。特にわがまま女のベルーカ・ソルトという女の子のテーマソングがハーモニーポップと80年代のエレクトロポップが組み合わさったような極上のポップなのでおすすめ。ダニー・エルフマンが音楽を担当しているのですが初めにティムバートンフィルムとしてバットマンを撮ったときからずっと付き合いの長いコンビです。ダニー・エルフマンはもう天才ですね。どんな音楽もやる。オーケストラからロック、ポップ、ラップなんでもこい。これは買いの逸品。本家のオフィシャルサイトにはサントラのコーナーが充実いますよ!→試聴&「歌ってみよう」試聴は勿論のこと、「歌ってみよう」のコーナーもあって面白いから是非見てみよう。http://chocolatefactorymovie.warnerbros.com/soundtrack/ 試聴
代官山物語
THE DETECTIVE IS BORN

O.S.T
カウボーイなギターロックを聞かせてくれるGOODアルバムです。ピチカートをはじめとするビジュアル・プロダクツで知られる信藤三雄の初監督作品のサントラ。音楽監督は,元COSA NOSTRA佐々木潤が担当。個人的にまだ見ていなくて興味深々なのですが 出演者が豪華です!夏木マリ、佐々木潤、野宮マキ、UA、コモエスタ八重樫、ムッシュかまやつ、坂田カヨ、テイトウワ・・など。物語は代官山を中心に、セクシーなシンガーの周りで起きた殺人事件をクールでイケイケなカメラマンが解いて行くというものですが、映像、出てくるモノ、ひと、オシャレで可愛くてカッコイイらしいです。映画というよりファッションムービーのような感じとの事。サントラには映画の台詞も入れてあったりしておりサントラとしても結構凝った作りと言えます。現在は生産中止となっておりますが別にレアと言うこともないです。昭和のペケペケのロックとか探偵物が好きな人はOKかな。夏木マリの「いいじゃないの幸せならば」も味わえます。グラスがカランコロンとなる音も入っておりフレンチ映画さながらのシチュエイションが良いな。 SORRY
THE STONE KILLER

O.S.T
再発前のだぞ〜いいだろいいだろ♪ってことで邦題「シンジケート」のサントラです。オープニングの「MAIN TITLE」から、この当時のアクション映画らしく、オーケストラティックなジャズをベースとした作り。アクション映画独特のドラムの音とハイハットシンバルの音で構成するような曲も多いので臨場感をます音作りですよね。DJのネタとしても最高のものだと思います。実は刑事っぽい音に気をとられる人がおおいと思うけど一番良い曲は11曲目のメロウなジャズインストメンタル。DOWN UPTOWNだね。是非美しいのでお試しアレ。 試聴
Philadelphia

O.S.T
ジョナサン・デミ監督のアカデミー賞1993年受賞作、フィラデルフィアはトム・ハンクス主演のゲイとエイズのタブーに真っ向から切り込んで描いた衝撃の作品です。そのオープニングを飾るのがブルース・スプリングスティーンのStreets of Philadelphiaです。世の中に存在する曲で10曲選べと言われたらこの曲を迷わず選びます。あとポリスの見つめていたいもそうだなぁ。この曲のもつ強さが映画をひっぱっているというのは言い過ぎかもしれませんが、この映画のもつ強さに引けを取らないどっしりとした名曲です。今現在世の中で一番好きな曲と言ってもいいかもしれません。スプリングスティーンは後期のアダルトなサウンドが好きです。スプリングスティーンのベストアルバムにも収録されているので是非買って欲しい。そのほかニール・ヤング、ピーター・カブリエル、SADEの曲も一緒に入っておりGOOです。 試聴
ジョゼと虎と魚たち

O.S.T
『THE WORLD IS MINE』から1年と8か月。くるり最新作はサントラでした!ストリングスをフィーチャーしたインストゥルメンタルが7曲、歌物2曲。それがズバリ超超くるりらしい名曲!“飴色の部屋”!そして“ハイウェイ”のリアレンジバージョンからなるこの作品。企画物と片付けてしまうには惜しいGOODサントラ。バンドのポジティヴな姿勢が表れてますねェ。バンドサウンドとしてのくるりではなく音楽コンポーザーとしてのくるりを堪能できる逸品。 SORRY
Evita: The Complete Motion Picture

O.S.T
Don't Cry For Me Argentina とYou Must Love Me という名曲を含むエヴィータのサントラです。これは劇場にも見に行ったミュージカル映画です。あの性を悶々に押し出しているマドンナがあのエヴィータを演じるなんて!とかなり波紋を呼んだ映画でしたが個人的には大好きな映画です。特に映画をみていると強烈なインパクトを残すんですがYou Must Love Me の美しさにはとろけます。さすがに2枚組みはボリュームありすぎた(笑) 試聴
Saturday Night Fever

O.S.T
ディスコ好きな人は絶対に聴こうね!ビージーズのサタデイ・ナイト・フィーバーを我が家で聴こう!とりあえず注目するならベートーベンの第五・運命を編曲した”ウォルターマーフィーの運命’76が面白いです。ジャジャジャジャーンがディスコ調にアレンジされており運命っていうか全然緊迫感の無い音になっていて笑えると共に楽しめるでしょう。 試聴

2001年宇宙の旅
2001: A Space Odyssey

O.S.T

スタンリー・キューブリックの一番有名な作品といえばこれ、2001年宇宙の旅ですね。実はまだ見て居ないのです。近々借りて見たいです。スタンリー・キューブリックを知らずともこの曲だけは知っているでしょう、皆さん!ボブ・サップが登場する時、カップラーメンのCM、その他を見る時に聴くあれですよ!この曲はこの作品がルーツです。しかも題名は「ツァラトゥストラはかく語りき」という題です。覚えておきましょう(笑)のアルバムは本当に語りつくせない程、映画とマッチしているようで、しかもストーリーとの絡み、タイトルの持つ意味、シニカル、アイロニー、監督の遊び心が音楽に全て投影されているということです。もちろん、クラシック主体のアルバムなのですが耳の肥えたテクノファン、プログレファン、民俗音楽ファンは絶対に無条件で受け入れる世界がここにはあります。かのヨハン・シュトラウスの名曲「美しく青きドナウ」も収録されています。ですが、もうひとつルクス・エテルナと言う曲があって、これが曲というより宇宙人や原住民の声を撮って来た様な不気味な世界を映し出した曲です。マイルスのビッチェズ・ブリューにも通じるような曲です。あと何故か死を意味するレクイエムも収録。意味深なアルバムなので一度試してみてください。 試聴
乙女の祈り
Heavenly Creatures

Peter Dasent、Mario Lanzaなど

O.S.T

実はyuukiは映画好きだったりします。高校時代映画研究部にひっそりと忍び込んで映画を見たりしていましたが、当時一番好きではまった映画がこれ、「乙女の祈り」でした。(原題:heavenly creatures)ポートレイトを通販で買ったり、チラシやビデオ、小説を買ったりとかなりのめり込んだ映画です。まあ内容は・・・ヴァイオレントリーなバイセクシャルの悲劇映画です。この監督は世界一マッドテイストな男として名高い監督でした。さまよう魂とかも撮っていますが、最近ではロード・オブ・ザ・リングで世界的に知られるようになりました。彼が「指輪物語」をとると聴いた時は小躍りするほど驚きましたがここまでビッグになるとは!当時は主役のメラニー・リンスキーが好きで彼女の作品を探しましたがこれ以外に目立った作品には出ておらず、切なかったです。競演はあのタイタニックで有名なケイト・ウィンスレット!このアルバムでは歌声も収録されています。本当に空想の世界を彼なりのファンタジービューで描くところに惚れましたね。本当に素晴らしい映画です。リアルにちなみにこのアルバムで注目すべきはマリオ・ランザ(Mario Lanza)!Be My Love という曲はとにかく美しく雄大!太いのに甲高いテナーが必殺です。古い戦争映画で流れそうな深い味わいのする曲ですのでこのアルバムを見つけたら買ってください。これすでに廃盤で駈けずり回って見つけました。その他「鬼のパンツはいいパンツ〜」で有名な原曲Funiculi, Funicula (Traditional)も収録されていますよ。 SORRY
世界残酷物語
O.S.T
MONDO CANE(犬の世界)という原題がついているモンド映画というものの完全なるルーツとなった世界残酷物語。モンドとはいわゆる訳のわからない深読みしちゃいそうでモダンな映画の事を指すのですが、これがそのルーツという事でモンドという言葉が生まれたのですね。まァいわゆる残酷映画の事もモンドなんていうのですが、それとは裏腹にこれはとにかくとにかく美しく爽快で憂鬱な作品集!モアと呼ばれる誰もが100%聞いたことあるクラシックのような美に包まれた珠玉の名曲は是非自宅でゆっくり聴いてほしい。アンディー・ウィリアムスが歌詞をつけたものを歌いヒットしているがこれが本当の原曲。映画はヤラセのかたまりで世界の残酷なものを紹介すると言うちょっとした似非ドキュメンタリーとの事。名作として名高いけど見てません。 SORRY
黄金の7人
O.S.T
ダバダバ〜という頼りないながらも温かみのあるイタリア映画の金字塔黄金の7人のサントラ!カフェ・アプレミディ*全曲そんなアンニュイでほのぼのした作りのサントラでとにかく傑作中の傑作!サントラマニアとかいっておきながらこれを聞いていないならモグリなります。ハリウッド系のサントラも良いがトータルコンセプトで楽しめるのはこういった60年70年代のイタリア・フランス映画のサントラですね♪サフランのオープニングもここからの抜粋です。かつてはこの音源を手に入れるために数万払っていた人が居た程貴重な音源!ジャケットもこれがオリジナルのようです。 SORRY
ジャッキーブラウン
O.S.T
タランティーのは映画も音楽もセンスを持った人でサントラはいつも待ち焦がれられたものでした♪その特に傑作なのがこのアルバム!ソウルフルながらもファンキーな歌声がしっかり詰まってます♪すごいのはこの「110番街交差点」の核となる主題歌をそっくりいただいてこのジャッキーブラウンのオープニングで使用してしまう所が信じられんです★しかし映画もかっこいのな、これ。お勧め曲はランディー・クロフォードの「STREET LIFE」!ジョニー・キャッシュの「Tennesse Stud 」!もちろんボビー・ウーマックの「across 110th street」が珠玉!
SORRY
110番街交差点
O.S.T
かのソウルとギターの申し子ボビー・ウーマックが前面的に手がけた傑作サントラ!ジャッキーブラウンのオープニング流れるのは実はこれなのですよ!主題の「across 110th street」の素晴らしさと言ったらないです★大学時代はこればっかり聞いてました。カーティース・メイフィールドのMOVE ON UPのように爽快に駆け抜けるダイナミックなソウル&ロック★はっきり言って好きな曲ベスト20に入れても良いくらい最高!絶対に損はさせません!この1曲のために買ってください! SORRY
マン・オン・ザ・ムーン
O.S.T
R.E.M.
これこそREMがトータルで打ち込んで作り上げた傑作サントラ。ほんとはREMのページで紹介するのが筋なのかも。フレンドリー・ワールドではジム・キャリーとマイケルスタイプのデュエットが聴けると言う素晴らしいコラボレーションも!映画もめっちゃ笑えるしめっちゃ泣ける!その感動をこのサントラで蘇らせてくださいまし^0^REMワークスとしては最新傑作リヴィールの前に製作されたもの。REMの「グレイト・ビヨンド」はここだけに収録されてますが、このポップさがリヴィールへと繋がっていくのです。名曲MAN ON THE MOONの原曲はもちろんオーケストラバージョンも収録で美味しいアルバム!REMページへJUMP SORRY
VELVET GOLDMINE
O.S.T
グラムロックの栄光とせつなさを同性愛とロックンロールで飾った傑作映画ヴェルベット・ゴールドマイン。映画「ベルベット・ゴールドマイン」のサントラ。話題としてはトム・ヨーク、ジョニー・グリーンウッド、バーナード・バトラーが架空のバンド、ザ・ヴィーナス・イン・ファーズを組み、ロキシー・ミュージックのカバーをしてます。その他ブライアンイーノの名曲だけでなくやジョナサン・リースマイヤーの歌声も聴けるので女性にもうれしい一枚!驚きなのがREMのマイケル・スタイプがサントラの監修をやっています。実はマイケルもゲイだということを認める発言をしてるみたいですね。 SORRY
死刑台のエレベーター
O.S.T
マイルス・デイヴィス
モダンジャズの領域で活躍をしていたマイルス。彼がスクリーンを見ながらアドリブで音楽を付けていったというエピソードもあるトータルでマイルス一色のサントラ。深夜のドライブで殺人が起きそうなクールでアダルトなトランペットが響き渡ります。実はモダンジャズに触れた初めてのレコードがこれ。ほんとこれが初めての作品で良かった!とにかくクールなんですもん。このアルバムジャケットのものはなかなか手に入らないのでは?べつに貴重って訳ではないけどカッコいいですよね。CD版などはジャケが違います。余談ですが日本でジャズのブームを誘ったのはフランス映画だといわれてるんですよ。 SORRY
普通じゃない
O.S.T

これまたダニーボイルつながり。個人的にめっちゃ笑わせてもらった映画ですね♪これ傑作ですよ!ベック/カーディガンズ/REM/アッシュ/ボビー・ダーリン/ルシャス・ジャクソン/フェイスレスという最高のラインナップなんですが一番強烈なのがボビー・ダーリンの「beyond the sea」ですね。ジャズボーカルを聴くきっかけになった記念すべき曲でした。しかもREMのLEAVEのヴァージョン違いも含んでます。やっぱりテーマ曲のアッシュのA LIFE LESS ORDINARYが爽快でASH至上最高の曲なんじゃないでしょうか?REMのページでこの映画のエピソードにも触れているので読んでくださいね♪REMページへJUMP
SORRY
シャロウ・グレイブ
O.S.T
トレスポのダニーボイルつながりでもういっちょ紹介のサントラがコレ。実はコレも優れたサントラなんですね〜ニーナ・シモンのポップでハッピーなジャズサウンドからレフトフィールドの緊張感迫る音がギャップもあり面白い。実は最高に嬉しいのがエンディング!サスペンス映画なのにらんらんらーんらららんらん♪というのりの良い歌声★歌っているのはアンディー・ウィリアムス(笑)すんごいハッピーでさわやかな歌なんですねえ。この映画の評判は後味の悪さというけれどこの茶化すようなエンディングも一役買ってるのでは?(笑)サイモン・ボズウェルという人もこのサントラで知ったけどいい仕事するんだなこれが。 SORRY
トレインスポッティング
O.S.T
日本でも驚くほどヒットしたトレスポのサントラ第1弾。映画の内容と同じくアンフェタミンなアシッドな奴らが集まって1枚にしたような物になってます。SNOOZERが好きな人には間違いなく買いの1枚になりそうねなりそうね。プライマルあり、ニューオーダー、イーノ、ブラー、レフトフィールド、ルー・リードあり、、あと大きいのがアンダーワールド!ボーンスリッピーの強烈なヒットはここからでしょう?とにかく衝撃を受けたのはここからです。シャウティン・ラーガ・ラーガ・ラーガ・・・ SORRY
ANNA

O.S.T
セルジュ・ゲンスブール
フランスではドラマとして公開されていたものを一本の映画として発表されたミュージカル映画のサントラ。プロデュースはセルジュ・ゲンスブール!厳密にはサントラって言い方よりはセルジュ・ゲンスブールのアルバムって言いたいけどね。ほんとに映画の内容もヌーヴェルバーグ時代の物だからアートで面白かったがこのアルバムがまたほんとに最高なんだわ!イエイエのサウンドあり、男女デュエットバラードあり盛りだくさん。映画ではマリアンヌ・フェイスフルの歌も披露していてこれも必聴! SORRY
ロシュフォールの恋人たち

O.S.T
ミシェル・ルグラン
今三菱の車のCMでパララ・パララ・パラパラララ〜♪って使われているあのビックサウンドの元になるサントラです。フランス映画のバックサウンドといえばミシェル・ルグランですよ!それのまさに最高傑作と呼べるOST!歌物、ビックバンドものと盛りだくさんの傑作! SORRY
Midnight Express

O.S.T
GIORGIO MORODER
とにかく音が古臭い。昔のテクノ、いわゆるビートに身をませるのではなくシンセサイザーの音で奏でるさすらいの音楽のようです。乗るような作風ではないですぞ!最近では彼の曲を有名なDJらが敬意をはらい、それぞれトレビュートしてテクノな1枚をリリースしたとの話も聴いています。こちらはわりと新しい音ではないかと思うのですが未聴です。 SORRY
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