D I S K - R E V I E W
エクスペリメンタルな要素を持ち合わせたサウンド!あるいはニューカマーのレビュー!

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SOUND
apple o'

deerhoof

ディア・フーフのクレイジーな音楽を食らえ!!!こんなに時代にマッチしたイカレタ音を出すバンドはあんまり居ない。オルタナティブーシーンに出ていてもいいし、エクスペリメンタルで刺激的なポスト・パンクとして出てもいい。とにかく強烈な軍団です。激しくもあり、アンニュイなギターのハードコアもあり。サンフランシスコ・アヴァン・ポップ・シーンの要であるのは間違いありません。あのサーストン・ムーアやヨ・ラ・テンゴのジェイムズ・マクニュー、ボブ・モウルドからも絶賛を浴びているらしいです。プログレなみに変則的で楽器も色んな音が入り乱れもはや不協和音の奏でる奇妙な秩序って感じ。4人組メンバーの中で、ヴォーカルとさらにダンスまでつとめるのは、日本人メンバーのサトミ・マツザキさん!裏声でまるで女子のようなヴォイスで、しかもライブでは実に珍妙なパフォーマンスをするということで注目して損はないでしょう。

試聴
danse macabre

the faint
フェイントの3rdアルバム!ドラキュラ・ミーツ・80'sニュー・ウェーヴ・サウンド!!って感じの陰鬱なロックと意外とダンスなニューウェイブな音で幕をあける本作!これは結構聴いてて嫌じゃないっていうか割と好き。ソフト・セル、ヒューマン・リーグ、ディペッシュ、ニュー・オーダー、クラフトワークが好きな人はきっと好き。また基本的にエレポップが好きな人はかなりオッケーじゃないかな!??アッパーな音だから洋楽初心者もかなり楽しめるはず。 sorry
so much for the city

the thrills
ビーチボーイズのようにいわゆるハーモニーポップのような気楽で楽しめるポップな産物を産み出そうとしているのは聞けばわかりますよね。ザ・スリルズが純粋にストレートに染みるポップを奏でるこの現実。彼らが出てきた時誰もがラウドなガレージロックかと思ったけどこのギャップとソングライティングの良さ!アイルランド出身というのが根底にあるからかその絶妙なセンスのよさでアメリカンなポップをやってくれています。ギターポップのノリなんだけどカントリーっぽいとかいうのも聞き馴染みやすい。新人で買うなら彼ら!こいつらは間違いない! sorry
songs about jane

maroon 5
マルーン5はかつてKara’s Flowersというバンドだったが改名して進化したLA出身の5人組バンド。洋楽の初心者でも結構聞いており中学生でも聞いています。発売日は2003/07/23だから結構な歳月が流れてしまったけれどもまだまだ話題は尽きないしニューカマーですよね。もう誰もが聞いた事がある「シー・ウィル・ビィ・ラヴド」。じゃあそれ以外の曲は?というとそれなりに良い曲ぞろいで「This Love」とかブギーな感じでロックなんだけど何処と無くファンクな感じはする。また「Sunday Morning」もピアノを貴重にロックぽくない軽やかなソウルフルなポップを聞かせてくるから色んな場面でマルーン5はタイアップもされている。洋楽を聴いて見たい人、入門編として取っ付きやすいバンドです。なかなかいいバンドです。 試聴
United

Phoenix
フランス発のグッド・ポップロックユニット。なんでパンクやハードロックっぽいジャケットなのか分からないけれど、もっとスタイリッシュなジャケにしたら知名度はもっと上がったのにと思います。フェニックスがこれまでのフランス発のディスコ・ブームとは異なるタイプのユニットと呼ばれるのはダフト・パンクやエールのようなモロダンサブルでエキセントリックな作風ではなくあくまでポップでスイート、あくまでファンク、あくまでディスコな80年代の良きニューポップのながれをくんでいるところでしょう。ダフトパンクの「デジタル・ラブ」の柔らかさという感じかな。タヒチ80ぽいという人も居るようですが断然個人的にはフェニックス派です。はっきり言って名盤。これはジャケがおかしいだけで中身は完璧。柔らかくて温かい新鮮な音を聴きたい人はコレだ!! sorry
リバティーンズ宣言
up the bracket

The Libertines
元クラッシュのミック・ジョーンズがプロデュースし、全英でピストルズ以来の衝撃といわれているパンキッシュなバンド、ザ・リバティーンズのデビュー・アルバムです。おお、パンク再来!って感じ。クラッシュっぽいともいえます。やっぱりミックの影響?それともpピートやカールの影響?演奏はまずまずでソングライティングとノリノリなリズムにゴキゲンなボーカルが絡んで「ゴキゲン」なナンバーがずらりとなっています。これはアリです。ユニゾンで歌った感じがなんとなくダラっとした感じで心地よい。 sorry
Highly Evolved

The Vines
オーストラリア出身男性4人組バンド、ザ・ヴァインズのデビューアルバム。絶賛されるだけあって作りは面白いし、ひねってあるな!という印象です。Autumn shadeのような陰鬱な曲もあればOuttathawayのようなゴキゲンなものもある。スヌーザーで絶賛されてた理由も分かる気がする。HIVESのぬるいロックとは違うかなって思う。ラウドながらもメロディを意識しているから良いんだと思う。ニルバーナが好きな人はわりといけると思う。ビジュアル面がいいということでも人気を集めているようですが今後も期待していいんじゃないかなァ。 試聴
カトーの楽しいロック講座

カトー・サルサ・エクスペリエンス
ノルウェー出身の4人組バンド、カトー・サルサ・エクスペリエンス。ジャケットとサイケデリックな音の作り、強烈なエネルギーはこの2000年に入ってロック界に元気を与えてくれたなァと思わせてくれるアルバム。ヴァインズやハイブス、コーラル、など若手が売れている時代にひそかに彼らの頑張りがそんなムーブメントを後押ししていたかなと思う。 sorry
fever to tell

yeah yeah yeahs
女声によるイカレたラウドなバンドが好きな人はアリでしょう。ニューウェイブの香りとDHRのクレイジーな感じがするが新鮮な感じはないかな。本人らはMAPSという曲を聴いて欲しいという事でこのアルバムを作ったと言っています。このアルバムの評判はあんまりですので気になる人は試聴でもして感じ取ってください。これは好みが分かれます。自分はそんな引き込まれなかったなァ。 試聴
de stijl

white stripes
ホワイトストライプスもスヌーザーから推されて以来注目もされ人気も定着してきました。これもラウドなロックですがわりとキャッチーな曲ばっかりだからむかしピクシーズとか聞いてきた人は割りと好きかもしれないですね。確かこのバンドはベースパートが無いって聞いたことがあります。違ったかな。その辺は最近の音楽動向に詳しい学生世代に聞いたほうが詳しいかもしれないです。つまりギターとドラムとボーカルだけのって事です。このアルバムでラッパを使った曲もあるしそれなりに楽しめますが個人的に殆ど引き込まれなかった。ビジュアル面も好みではありません。 試聴
and they walked away

the bandits
なんか解散したらしいですね。60年代のロックと形容されているようですが、まあ分かる気がします。ゾンビーズとか好きな人は好きかもしれんです。これも個人的には引き込まれなかった。コーラルと切っても切れない関係らしいですがコーラルの方がひねってあるかな。あんまり面白みを感じなかったです。 sorry
room on fire

The Strokes
待望の2nd!収録された11曲は、すべてがジュリアン・カサブランカスのペンによるものであり、またその11曲以外に書かれた曲は無いとのことでかなり集中して書き上げられたということですね。一切の無駄が無い。アルバムとしても捨て曲なしでこれがなかなか良い!1stと同じクオリティーを保ってる気がするな。ロックとポップの狭間での微妙なキャッチーさが凄く良い。
12:51
IS THIS IT

The Strokes
何で今更彼らのレビューをしてるんだろ?って感じで恐縮ですね。。懐古趣味の私はついニューカマーを蔑ろにしてしまうなぁ。メロディーがまるでストーンローゼス!SOMEDAYのそれは誰にも受け入れられる踊れるポップ!セカンド・サマー・オブ・ラブの再来といったとこだね!

SOMEDAY
FLY CASUAL

MOVER
MOVER待望の2nd!パッと聴き地味で冴えない感があるけど、実は聴けば聴くほどとんでもないアルバムって事がわかってきます!コレは絶対に買い!!ソウルフルでここまでカジュアルに聴けるアルバムはそうはないよ!個人的にはCORALの1stと肩を並べる名盤だと思ってます。しかし現在動きがないみたいですね、、どうするMOVER!? SORRY
I CAN'T FIND
MOVER

MOVER
SNOOZERのタナソウも大好きなMOVERの1st!彼らってかなりポジティブでグルーヴィーなんだよね。この時は私名古屋クワトロでライブも見ましたがなかなか良かったですよ!最後に「STAND」をやったときは皆合唱ですもん!このアルバムの目玉は1,2曲目よりもズバリWe Got It Going On!黒人シンガーとのデュエットですがこれまた最高!ロックよりブラックに影響されてきた訳だ♪ SORRY
I CAN'T FIND
Organized

MORGAN
MOVERと同様にソウルフルでモダーンな感じを与えるMORGANの1st。若干のサイケデリックさとエレクトロニックが融合して今ならではの音です。個人的にはそんなにはまれるアルバムではなかったですが面白い作りになってます。 SORRY
I CAN'T FIND
six by seven 1st the things you make

SIX BY SEVEN
ミニマリズム、妖しいうめき声、ノイズ、そしてサイケデリック。オルタナティブの終末に滑り込んで現れたニューカマーSIX BY SEVENの1st。サム・ヘンプトンのエクスペリメント精神はまさにソニックユースのそれ。荒削りな印象の中に若さというエネルギーがまた熱いのだよこれが。
europian me
The Way I Feel Today

SIX BY SEVEN
3rd!若干のメンバー・チェンジがあり、新編成としては最初のアルバムとなった。メロディーが以前よりキャッチーな印象で快作です!しかもサイケながらもクールで透き通った聴き心地♪ポップナンバーから相変わらずのサイケでデリック、超美メロなものまでトータルで色々な色を見せる面白いアルバム。
All My New Best Friends 
Magic And Medicine

THE CORAL
コーラル2nd☆前作よりもエグさがないすっきりとしたサイケデリックポップ&ロック。多分皆さん1stの方が良かったとおっしゃるはず。これも非常にいい作品だけどガツン!ってのが若干薄いかなぁ。いいには良いんだけどな。
Pass It On 
THE CORAL

THE CORAL
前から書こう書こうとやっと書きましたコーラル1st!サイケデリックとタフな歌声のマッチングは見事!2002年ベストアーティストと名高いし個人的にもそれは認めます。今後どんな展開をみせるのか非常に気になるところ★ ♪Dreaming Of You
Scorpio Rising

DEATH IN VEGAS
97年にデビューし、マッシヴ・アタックやケミカル・ブラザーズらとのツアー活躍やオルタナティヴ・ロック・シーンからも大きな支持を得てきた彼らのセカンドにして傑作!オアシスのリアム・ギャラガー、ポール・ウェラー、マジー・スターのホープ・サンドヴァルといった豪華かつジャンルを超えたゲストを迎えているのも話題!1曲目レザーがとにかく傑作!エネルギーに満ちた鬼のビーツ!他はジャンルに縛られない作りになってます。 ♪Leather
SCREAMADELICA

PRIMAL SCREAM
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ダンスとロックの融合!死掛けたロックに改めて命を吹き込んだ歴史的アルバム!スクリーマデリカを崇拝する音楽好きはほんとに多いです!パブリックエネミーがラップとロックを結びつけた先駆者のようにプライマルはダンスとロックの融合★10年前のサウンドだが信じられないほど新しい!
♪LOADED
SINCE I LEFT YOU

Avalanches
傑作すぎてあまり聞いてないぞよ♪1曲目のSINCE I LEFT YOUは超名曲だから知らない人はもったいないです。サンプリングの集合体で曲を作り上げていく姿が斬新ですし60、70年代のテイストが出ていてなおGOOD!2002年はそんなことでいい年でした^0^ ♪SINCE I LEFT YOU