D I S K - R E V I E W
ソフトロック系のレビュー!ポップかロックかソウルかわからんくなるけどハーモニーのきれいな、、そんな類のものを★
AOR,、サバービア系(surburbia)、オルガンバー・フリーソウル系のポップサウンドもここに!
Jaket View
Title / Artist
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SOUND
Veedon Fleece

Van Morrison
1974年リリースの傑作アルバム。ジム・モリソンと名前が似ているのでかなりロックンロールなイメージを勝手にもたれるかもしれませんがアダルトなオリエンタルロックですね。フォーキーかつブルーなお洒落なミュージック。敢えてミュージックって表現したのは「ヴァン・モリソンはロックを目指していなかったから。ロックとは違う音楽をやろうとしていた」からあえてそう表現した。ピアノとギターと軽いスネアドラムに言葉少な目にしっとり歌いあげる最高の音楽がここにあります。無人島に持っていく音楽って言えば彼のこの作品なら申し分ないです。ジャケットも最高。聞き終わって涙が出そうなほど美しい。 試聴
another side of this life

gram parsons
ホンキィ=トンクだ、ルーツ ミュージックだ、 カントリー・ロックだ、と色んな評価をされるグラム・パーソンズですが個人的にはソフトなロックミュージックの肌触りを感じる。彼が活躍した60年代のロック・シーンといえば、ロックンロールの全盛期でカントリーミュージックがすでに取り残されていた感のある時代になりかけていたところ「俺たちもお忘れなく」といってロックと同じ舞台に引き上げたのがこのグラム・パーソンズ。カントリーにロック世代の新感覚をもち込もうとする試みは、当時、正当な評価を得ることができなかったらしい。その事が挫折感を産み、ドラッグとアルコールが彼を死に至らせた。肝心のサウンドと言えば、カントリーというよりパブロックの味わいで自分が考えるソフトロックという表現がぴったりのイメージ。これも傑作。彼の名は知るべき。 試聴
gp grievous angel

gram parsons
このアルバムこそカントリーサイドバリバリに出てるグラム・パーソンズの1973年ソロ・デビュー・アルバム!!しかもこれはオリジナル紙ジャケット仕様ですぞ〜CD化もされてます!しかもエルヴィス・プレスリーのバックでお馴染みギタリスト=ジェイムズ・バートンなど一流ミュージシャンをバックに1972年に録音された超傑作アルバムです。初期のボブ・ディランのような感じというとイメージがわきやすいかも。それをカントリーチックにした具合のものといえばいいかな。ロカビリーとは違ったカントリー色がじっとりと染みた内省的で深く味わいのある個性豊かなヴォーカルを是非是非楽しんでほしい。 sorry
Elis 1972

Elis Regina
没後20年経っても未だ人気の高いブラジルの歌姫エリス・レジーナ!7曲目は「Aguas de marco」は特に名曲で超有名!日本のジャズミュージシャンAKIKOも歌っている最高にアッパーなボッサ!アッパーな感じはロシュフォールの恋人のサントラぽいフレンチなテイストを持った完璧なボッサ。ナラ・レオンのように陰鬱な感じは無くひたすら美しく聞き応えアリ。ジャケもなんかいい。とにかく聴いてみよう。最高の音楽に出会えます。 sorry
Elis 1973

Elis Regina
アルバムジャケットの陰鬱さとは裏腹にピアノをベースとしたプログレッシブなポップアルバム。1972が典型的なブラジリアンジャズやブラジリアンブルースならこれはまさに彼女なりのオルタナティブポップアルバムだと思う。フランスのミュージシャンで言うならブリジット・フォンティーヌのような非常に存在感のある歌声と透き通る聞きやすい声のミュージック。ポップポップしているわけではなくアダルトなブルーな大人なテイストのアルバムです。彼女の音楽は人の人生変えちゃう・変わっちゃうという人がいてもおかしくない。 sorry
o fino do fino

Elis Regina
1965年リリースのライブアルバム。これがめっちゃ強烈なボーカル力で圧倒されます!1曲目zambiからベースとドラムのみをバックに豪快な歌声を披露。それだけでもう完璧なのに変則的に曲が超高速化していく!それにあわせてボーカルもスピードアップしていく様は圧巻!最高に楽しめるアルバム!ちなみにジンボ・トリオとの共演ということで、彼女の歌声もさることながら、先述したようにジンボ・トリオのインストも熱い。TVへコール主催のショー『オ・フィーノ・ダ・ボッサ』を収録したものじゃないかということです。 sorry
grandes sucessos- Best Of The Best Gold

Elis Regina

彼女のベストアルバムです。ファンクのテイストが入ったポップ言う感じで随分ボッサとは離れたブラックミュージックをイメージするものから、ポップ、バラードまでさまざま。なんかベストだとコンセプトが見えないからオリジナルアルバムを聞いてほしいですね。これはあくまで+α程度でヨロシク。 sorry
nasce uma estrela

Elis Regina
ボサノバというよりジャズとフレンチを混ぜたかのような最高のリズムとブラス鳴りまくりのノリノリのメロディ。これも凄く良い。カフェミュージックとしてかなり楽しめる作品です。メロウや渋い作りではなくあくまで陽気に!っていう具合がいい。 sorry
abandoned garden

michael franks
AORの祖的な存在のマイケル・フランクス。一言で言えばジャズっぽいフォークロック。これがクールなんだな。これを聞いたのは自分が中2の時だわ。CHAGEのラジ王という番組で「アントニオの歌」(UAもカバー)が流れなんともいえない侘しい感じにずっと魅せられていました。なかでもこのアルバム「abandoned garden」のスバラシサったらないです。最高ですよ。ピアノのエレガントさにガットギターの絡みつくサウンドが正にアダルト!残念ですがアントニオの歌は入ってませんがかなり素晴らしい部類のアルバムです。めっちゃクールなアルバムを聞きたいなら彼をお勧めします。 試聴
vanguard

sivuca
笛とピアノとギターで伸びやか〜な歌い声で正にこのジャケットそのものっていうかスイスか何処かの山村で弾き語られているようなそんな感覚の温かいソフトロックアルバムです。もちろんおじさんの歌声だけでなくパララララな女性コーラスも入ってきますのでフレンチジャズロックのテイスト満天です。 SORRY
look around

sergio mendes & Brasil'66
ビートルズのカバーWith a Little Help from My Friendsもすべてボサノバになっております♪お勧めは2曲目のroda、女性のツインボーカルの爽やかなコーラスに男声が混じりこんでくるこの展開はとろけますよ!まさにサバービアの名盤中の名盤でしょう! SORRY
SPACED OUT

ENOCH LIGHT
バッハ、バート・バカラック、ビートルズのカバー集です。サバービアにも掲載されているソフトロックの名盤ですね。パーパララララ的コーラスとブラスサウンドにムーグの音が入ったちょっとしたフレンチクラシックアルバムって感じ。特にKnowing When to Leaveが壮大な宇宙を想像させる高級感に溢れておりとにかく傑作です!音が右からしか聞こえなかったり左からしか聞こえなかったりと曲中音にもこだわっていますね。Ob-La-Di, Ob la Daはへなちょこで可愛い(笑) SORRY
The Essential Perrey & Kingsley

Perrey & Kingsley
ディズニーのエレクトニックパレードの原型BAROQUE HOEDOWNが収録されていたりします。実はあの音のルーツはここ!クラシックのカバーとかどこかで聞いたことアルなという音がペリーとキングスレー流にアレンジされて非常にシンセサイザーチックな面白サウンドとなっています。 SORRY
Aldemaro Romero & His Onda Nueva

Aldemaro Romero & His Onda Nueva

アルデマーロ・ロメロの傑作水着ジャケアルバム!ヴェネズエラのコンポーザー&アレンジャーという事でしっかり素晴らしい名盤を作り上げています。リイシューされたものはジャケが水着ではなく平凡な緑色の船が浮かんでいるジャケになるので是非見つけたら買うべし!イメージとしてはコルテックスとLE MASQUEの陽気さを足したボッサで、スキャットがこの上なくハッピーなアルバムです!センチメンタルな曲もあるけども夏の香りと温かみを味わえる超名盤ですね。ジャクソン5の名曲"Never Can Say Goodbye" のカバーも収録されています。 SORRY
Kites Are Fun

THE FREE DESIGN

フリーデザインのファースト・アルバム!とにかく傑作!とにかく傑作!男と女の絡みあうハーモニーと柔らかいポップ、まるで春の日に草原で吹く風のようです。ポップソングにクラシックやジャズのテイストを取り込んで究極のポップスを目指したんだなと思い知らされる必殺のアルバム!名曲「男と女」のカヴァーも収録されています。絶対に買うべき!!

Introducing...

FOUR KING COUSINS
ソフトロックの大名盤とされるフォーキングカズンズのイントロドゥーシング!バート・バカラック、ブライアン・ウィルソン、ロジャー・ニコルス、ビートルズのカバーを挿入し必殺の甘いコーラスで聴かせてくれます。実は彼女らはABCテレビの番組で「キング・ファミリー・ショー」というのがあり、それに出演し大きな話題を呼んだと言う、キング家のいとこ4人で結成されたユニットなのです。ペリさんのサイトでジャケ惹かれしてオークションでGET!ラストを飾る「I Fell」を是非皆さん聴いてくれ! sorry
16 Of Their Greatest Hits

The Mamas & The Papas
夢のカリフォルニア(california dreamin')とマンデーマンデーを含むMCAからのベスト!ちょいと昔、ドラマで使われていたらしいですが僕はウォン・カーワイの「恋する惑星」で初めて聴いて胸を打たれました。ビーチボーイズのカバーもありますが、やっぱりオリジナルの彼らのが一番です。途中のブレイクの笛の流れるチープさが好きです。ハーモニーもこの上無く素晴らしいので有名なのにまだ聴いたこと無いって人はとりあえず聴いて欲しいな。ジャケに惹かれて買ったけどやっぱり彼らのアルバムの中でも一番これがカッコいい。 SORRY
Frankie Valli & The Four Seasons

Greatest Hits Vol.1
赤坂康彦のミリオンナイツでよくかかっていたフランキー・ヴァリ&フォーシズンズのベストです!好きだったんだよな〜ミリオンナイツ。とにかく良くかかっていた名曲「シェリー」が1発目から聴けます。Candy Girlやbig girl don't cryなど珠玉のコーラスポップも捨て曲無しでバンバン聴けますので超お勧め!本当はオリジナルアルバムを買おうと思っていたのですが当時は廃盤でリイシューもされておらずこれで楽しむしかありませんでした。皆様は是非オリジナルジャケのオリジナルアルバムを制覇してください。 SORRY
Frankie Valli & The Four Seasons

Greatest Hits Vol.2
邦題『君の瞳に恋してる』の「Can't Take My Eyes off You」が車(ダイハツMAX)のCMで使われており、この名曲が世に出回りました。これの原曲!ルーツはここにあるのじゃ!ラジオで昔聞いてハマってしまったのがきっかけでフランキー・ヴァリのCDを捜しまくったのを覚えています。最近ではtommy febraryやsowelがカバーをしているのでご存知の人は多いはず。もとは完璧にブラスとコーラスの効いたハーモニーポップ!しかもポップス寄りです。ちなみにこのvol.2は1よりもアダルトな選曲になっていてキャッチさーは1の方が上です。しかしそれだけコチラはじっくりと楽しめます。 SORRY
BEGIN

The Millennium 
ハーモニーの魔術師カート・ベッチャー率いるミレニウムは固定メンバー7人にて構成。よく下記のサジタリウスと比較の対象になるが違いはここが大きいのでしょう。カート・ベッチャー中心にソングライティングやボーカルを取るのは間違いないが他のメンバーも手がけています。中古屋店員もレコメンドやマイベストに推す人も少ない名盤。発見したら即購入すべき盤です。 sorry
GREATEST

HOLLIES
ホリーズの名作『グレーテスト』。彼らの珠玉のヒット曲が14曲収録されています。UKのモノラル盤で聴くと、聞きなじんだ曲もタンバリンやギターのカッティング音等の細かな音まで、気持ちよく聞けます。CSN&Yのナッシュが実は各メンバーをスカウトして結成したのがホリーズです。メンバー全員がバディ・ホリーのファンであったことから、グループはホリーズと名乗ることにしたらしい。ビートル好きならコレも聴くべし、なバンド。 sorry
Deja Vu

Crosby, Stills, Nash & Young
ハーモニーといえばこの人らも忘れていけません。メンバーの名前をそのままバンド名にしたCSN&Yです。Youngとはニール・ヤングのことですね♪フォークサウンドにハモるコーラスワークがたまらなくマッチした名盤。ハーモニーPOPという位置づけでも良いけどフォークの位置づけでもOKです。人生に疲れた人には旅に出て辿り着いた宿のような趣。かなりお勧めです。 sorry
SILVER FIRST

SILVER
これが無名バンドですがいいアルバムを残して即刻解散したシルヴァーの1st。コーラスワークに透き通るボーカルの美しさ。1曲目musicianという曲は涙物です。超バラードでミュージシャンの生活のつらさを歌っています。一方恋のバンシャガラン「原題・wham bam」は超ヒットした名曲、きっと何処かであなたも耳にしたことがあるのではないでしょうか?タイトルは邦題・原題両方と意味不明(笑) sorry
Renaissance


The Association
セカンド・アルバム!身内で固められたアルバムです。自分たちで演奏することを望んでいた彼らはなんと今までヒットを支援してくれたプロデューサー・カート・ベッチャーを解雇!!おいおい!すごいな★彼らのヴォーカル・ハーモニーの可愛らしい印象からは想像できないのですが、アソシエイションは意外に骨のある連中
Misty Mirage

Curt Boettcher
ハーモニーの金字塔と言えばこの人!カート・ベッチャー!ハーモニーはグループで奏でるものと、ジャズやフォークやソウルのながれを組むものに分かれたが彼はそのドレにも属さずオリジナルなポップを完成させる!Tumbling Tumbleweedから幕をあける音がハーモニーでループした感じが麻薬のように病み付きにさせます。
「Present Tense」

Sagittarius  
これもまたソフトロックとしては名盤!ポップですよ♪このアルバムというかサジタリウスというユニットは、ボールルームというカートの前グループの音源などを使ってゲイリー・アッシャーがプロデュースしたものにカート自身の作品を追加して制作されたものです。1967年1st!知っておくべき名盤★

THE MAGIC GARDEN

FIFTH DIMENSION
賛美歌のようなとにかく完成されたハーモニー!完全なる声の美!傑作のセカンドアルバム!サウンド的には、ポップスとソウルが融合したような感じです★これはほんとに最高のアルバム!若干23歳にして、ほとんどの作曲を担当したジム・ウェッブ彼の意向でこれでも少々ハーモニーの濃度を控えた内容と言うことです@ミラクルやわ!